2011年1月と先月6月にも記事にしましたが、再度記事として書きます。
環境省 が 「エコチル調査」と銘打ってさまざまな調査をし、そのデータを公開しています。
何人かにみせて結構興味深くみてもらっています、
是非一度ご面倒でも閲覧してみてください。
仮説明集 (途中から専門用語ばかり出てくるので最初の部分だけでも見てみて下さい)
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/outline/data/h22_3_kasetsushu.pdf
↑
エコチル調査全体の仮説が
「胎児期から小児期にかけての化学物質曝露をはじめとする環境因子が、
妊娠・生殖、先天奇形、精神神経発達、免疫・アレルギー、
代謝・内分泌系等に影響を与えているのではないか」という仮説です。
「出産前後の環境が子どもの健康に与える影響」の
「環境要因」として3つのうちのひとつに
○化学物質の曝露(胎内曝露、大気、水、食事を介した曝露)と 明示してあります。
*曝露(ばくろ)とは、あびてしまう・触れてしまうという意味です。
無添加住宅では居室として結構いい線いっていると思います。曝露の可能性は低くできるでしょう。
町村エリアのほうが、大都市部より喘息の罹患率が高い事実 (25)
(これはほんの数パーセントの差しかないが棒グラフで見せられると差がたくさん出ているようにみえる)
↓
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/outline/data/2010toukeishu_03.pdf
都市地区より漁村地区のほうが血液中ダイオキシンの濃度が高い事実
経産婦さんは血中のダイオキシンの量が少ない事実。
母乳の方のほうがダイオキシンの量が少ない事実。
↓(39)(42)(43)の項目に公開されています。
(45)に昭和48年から比べると母乳中のダイオキシンの量は右肩下がりに減っている事実もあります。
(44)に一日に摂取するダイオキシン類の内訳まで出ています。魚が肉たまごより10倍も多い。
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/outline/data/2010toukeishu_05.pdf
読まれた方へ。誤解を起こしませんように。決して母乳で育ててはいけないとかを伝えたいわけではありません。
「仮説集」にも出てきますが、母乳には母乳のメリットもたくさんありますので、
このデータのみで一概に決め付けられる次元の話ではありません。
気になられる方は、お近くの専門家医さんにご相談下さい。