材料の乾燥

さまざまな材料の乾燥方法がありますが、

 

中国ではこのような並べ方で自然乾燥をしていました。

 

もちろん同じ中国でも、地域や工場によりさまざまです。

 

賃貸マンションに漆喰とタイル

http://house.blogmura.com/sozai/

http://blog.with2.net/link.php?226144

 古い分譲マンションの一室をリフォームして賃貸の募集をしました。

築年数は30年は超えています。神戸の青木という地域のマンションです。

ただ、クロスを張り替えるのではなく、オリジナルの漆喰を塗りを塗り、

床にはクッションフロアを貼らずに弊社の取り扱っている磁器タイルを貼りました。

 浴室はそのままで、ユニットバスのままです。

キッチンも古いボンドまみれのキッチンのままです。

 特別に化学物質過敏症の方用に作ったわけではないのですが、

意外にも千葉から化学物質過敏症の方がわざわざ内覧に来られ結局、

借りられることになりました。

ただ、漆喰とタイルを塗っただけの部屋なのですが、

たいぶ今のお住まいであるところに比べたらマシとのことです。

 漆喰の効果ってすごいなぁーと改めて感じました。

私はオリジナル漆喰塗りの事務所の中で

5年もいるので漆喰の空気のきれいさに 

慣れすぎてしまっているのかもしれません。

このオリジナル漆喰の空気のよさをもっと多くの人に

「体感」してもらわなければ!と思いました。

 

さて、 賃貸用のマンションでも長い目で見たときは、

ビニールクロスより無添加住宅のオリジナルの漆喰のほうがコストが安く済みます。

 ↓

オリジナル漆喰は、初期投資はビニールクロスよりもコストがかかる可能性が高いのですが、賃借人が退去された際に、ビニールクロスの張替えよりもコストの安い改装工事が可能だからです。

具体的には漆喰を「塗りなおす」のではなく、「上塗り」するという作業になります。

   ○目立つ汚れをサンドペーパーで落とし、 

  ハケで薄く溶いた漆喰を塗る その際には、

  当然ビニールクロスを貼るボンドも使いませんので、

  新しく入居される方のシックハウスの害も心配ありません。

  さらにまだ仮説の段階ですが、ビニールクロスと違い、

  静電気を発生させにくいようで、もともとビニールクロスと

  違い汚れがつきにくいようです。

  今後、化学的にこの点のデータを拾って生きたいと思います。

MSDS(製品安全データシート)


建材を使う際に、建築の設計者・業者さんたちは

MSDS(製品安全データシート)

という書類をメーカーさんからもらうことが多いです。

法律上の義務として
危険な化学物質を含んでいる商品を作る際は、メーカーさんがMSDSの書類の作成を義務化されています。

しかし、業界の流れとして、作製義務の無いもともと安全な製品まで、
自社製品の安全性を謳うためにMSDS(製品安全データシート)を作製することが当たり前のようになってきました。

一般の人はMSDS(製品安全データシート)に
トルエンやらキシレンの表示がないと安全と思ってしまいます。

当然です。日本の法律に基づいた(製品安全データシート)なのだから
この製品は「安全」であると思います。

しかし、法律にはやはり抜け道がありました。

成分の1%未満のものは表示しなくてもよいのです。

また、何種類かの化学物質が混ざったものでも、1つの名称として
表示が可能であれば、その表示でも許されます。(灯油など)

1%未満でも使用量が多いと同じことですよね。
1キロのものは10g未満は表示しなくてよい
でもそれが6畳の部屋の囲まれた中であれば
毒性の強いものであれば十分害があると思います。

法律の名称も誤解をさせるような名前も考えものです。
「安全」という文字が入っているから余計です。

写真は中国の田舎の街です。

屋根に草が生えてもお構いなし、
それでも人は普通に住んでいます。
そして、こんな家が何軒も周りにありました。

屋上緑化の意識はもちろん無いでしょうが、
田舎の人たちの、
このおおらかな感覚はとっても好きです。

1%未満は表示しなくてOKという
MSDS(製品安全データシート)の基準が、
間違っても、通常の広告や宣伝文句に転用されないこと祈ります。

MSDS(製品安全データシート)に表示がでていないから
100%安全です。とか100%自然素材です。 とかの表示になってないか
心配です。

そうなれば景品表示法でひっかかることに
ちゃんと気づいてくれることでしょうけど。

朝日新聞の関西版に記事が掲載されました

関西版限定ではありますが、昨日の水曜日に朝日新聞の朝刊に弊社の記事がでました。

使われている写真は1999年10月に完成した「無添加住宅」第一号の現在のリビングの写真。

現在の商品の源流がここにあります。
いまでは細かいところは日々の絶え間ないアップグレードによって
だいぶ違ってきております。

洞窟のホテル


風土や地質などの環境次第で、洞窟に住んだほうが快適な地域があります。

日本で洞窟に住んでも湿気が多くカビなどの問題でなやまされるでしょうから
ちょっと難しいでしょうね。

スペインの内陸部グアディクスというところは昔から山に穴を掘って
その中で住んでいたようです。

いまでも、洞窟に住んでいる世帯もあり、その近くに
洞窟のホテルがあります。

乾燥した国スペインで、粘土質の山があれば洞窟が一番快適だったのでしょう。

削った粘土面に石灰(漆喰)を塗っただけの壁です。
しかし、これが雰囲気があっていい感じです。
かっこいい。

道具を使って粘土を削った様子もわかります、削った模様がそのまま残っているところに、
そのまま石灰を塗っているのです。

ここもまた、シックハウスとかには縁遠い住環境であると思います。

10月7日に朝日新聞全国版に広告を出しました


10月7日に朝日新聞全国版に広告を出しました。
化学物質過敏症の方からの問い合わせが以前より多くなってきました。

皆様さまざまな事情でいろいろな状況で
つらい思いをされているようです。

私個人が感じますのは
ご家族の理解と、正しい知識があれば
少しでもよい状況ですごせるだろうなと思います。

化学物質過敏症の方からのお話で、
「オーリングテスト」でかなりのところまで改善された方がおられました。
「オーリング」はどうも占いじみたオカルティックな逸話が多いので、
あまり信じてはいなかったのですが、本当にそれで改善をされた方と
お話できたので信じる気持ちがでてきました。

「オーリングテスト」によってその人が「使えるもの」「飲める薬」などどんどん判定していき、残りわずかなもので生活を続けていかれて、約1年。
だいぶ改善されたとのことです。

オーリングによる方法により害のないもののみを使うこと。

「無添加住宅」に住み、害のない空間に住むこと。ちょっと似ているのかと思ったりしました。

「無添加住宅」に住み、まずは体の中の化学物質の許容量を越えないようにします。それからは、汗をたくさんかくように努力、体の中に溜まっている化学物質を汗をかくことによって出し、許容量より少なくしていく必要があります。
容量に空きができると多少の化学物質が体の中に入ってきても許容量内に納まっているうちは大丈夫だからです(言い切ってますが、あくまで弊社の仮説です)。

オーリングについての詳しくは↓
http://www.baobab.or.jp/~oring/quick.shtml

写真は
中国の田舎に立ち寄った際の土壁の写真です。
竹を編みこんだものを芯に周辺の粘土質の土を塗り固めただけの
シンプルが壁です。

このような壁で囲まれていた住んでいる人達には、
シックハウス症候群などは夢のような現代病ですね。

「無添加住宅!」の全国的な反応





無添加住宅!―化学物質を使わない、世界でいちばん自然に近い家

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最近、本屋で本を見て お問い合わせをいただくことがふえてきております。 本の影響ってすごいですねー いままでありえなかった全国各地の方から反応ってうれしいものです。



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