1.燃えない
国土交通大臣が「不燃材料」とした素材の中に「しっくい」もあります。
http://wwwkt.mlit.go.jp/notice/detailsAction.do
コンクリート、石、アルミなどと同じ燃えないシリーズに属しているのです。
白い壁でも、ビニールクロスは燃えて体に悪いガスを撒き散らしますが
石膏ボードに塗られている無添加住宅オリジナル漆喰は、
基本「燃えない」素材なのです。
しいて追加で説明しますと、
バーナーであぶりますとオリジナル漆喰は、塗りやすく・割れにくくするために
漆喰以外の食べても害のないものが少し混ざっているのでその一部分は燃えます。
そこで無難な表現をするならば「火に強い!」という言い方になりますね。
また、ホームセンターなどで売っている漆喰は素人でも簡単に塗れるように「接着剤」が入っていたりすることが多いです。
袋の成分表に「しっくい、接着剤」と表記しているものが多いで一度チェックしてみて下さい。
バーナーで燃やした時のニオイにも注目です。
無添加住宅オリジナル漆喰を燃やすと海鮮居酒屋のような、さざえのつぼ焼きをしているような貝などが焼けるニオイがしますが、
接着剤が入っている漆喰は、ビニールが燃えるニオイがするのです。ひどかったのはプラスチックが燃えるようなニオイがするものもありました。同じ左官屋さんが塗るのであれば、ちゃんとしたものを塗ったほうがよくないでしょうか?
2.(室内)でカビにくい
漆喰は弱アルカリの性質です。その性質では一般的なカビ菌は生きれません。
鳥インフルエンザが流行ったときなどTVのニュースで白い粉を撒いて
消毒していたのをご存知の方はおられますでしょうか?
あれは消石灰で漆喰と同じものなんです。
もちろんそのまま全く同じではなく塗りやすく割れにくくなるように、
食べても害の無いものを混ぜてあります。アルカリ性の環境で生きれるのは、
こうじ菌だけです。そうです、菌は菌でも発酵食品に役立つ菌のみが活躍出来るのです。
今年の秋の終わりくらいには、再度生ハムづくりにチャレンジもします。
日本の多湿の気候で生ハムが出来るもの、塩麹を上手に扱うのがポイントです。
菌との共生をすすめる「無添加住宅」です
↓ 下の写真は、ビニールクロス環境よりも、漆喰環境であると
「調湿効果」と「悪いカビ抑制の様子」を確認することが出来る非常に面白い実験です。
水槽に、
ビニールクロスと合板を使った新建材の室内環境を再現したものと
無添加住宅オリジナル漆喰と無垢のフローリングを使い無添加住宅環境を再現したものの中に
パンとコップに水を置きました。
今回の結果からいうと
新建材の環境では黒カビが出て、無添加住宅環境では出なかった。
◯漆喰と無垢材の「調湿効果」によってコップの水があっても調湿出来して湿度が高くなるのを抑えられたこと。
◯漆喰の弱アルカリ性によって黒カビなどの発生が抑制された。
ということがわかります。
この実験は、元々の室内の温度が低い冬時期にやっても、同じ効果は出ないと思われます。
カビは「栄養」「温度」「湿度」が揃わないと生えないので、気温の低い冬の時期には元々新建材でも無添加住宅環境でも
「温度」が高くないので出ないのです。
カビが生えやすい梅雨時期を挟んだりした実験例では、新建材の黒かびまみれの酷い状態と
麹菌のみがきれいに(?)緑色に生えそろった状態の無添加住宅環境の対比も見たことがあり
大変面白かったです、その画像がすぐに見つからないので探してまた今度更新しようと思います。
↓ 元のリンク