「無添加住宅原点視察旅行」 概念編
無添加住宅開発者:秋田憲司社長が10年以上前に
インスピレーションを与えた町や建物。
無添加住宅のカタログに掲載されている
さまざまなすばらしい住宅を
世に生み出したきっかけとなる
「原点の建物」をみんなで追体験をする企画。
今回の旅ほど「巡礼」という言葉がはまることはないのではないか。
「巡礼」という言葉は元々宗教上用いられてきた言葉で
最近では、宗教上の意味ではなく思い入れのある場所へゆくことも『巡礼』と
表現されることもある。詳細はウィキペディアにて。wiki 巡礼 (通俗)
今回の旅も通俗的な意味で「無添加住宅巡礼の旅」と言っても言いのではないか。
訪れた地。
フランスのトゥールーズ(キリスト教(カトリック)巡礼路の道が世界遺産でその道中の街の一つ)
カルカッソンヌ(お城が世界遺産)
コンク(キリスト教(カトリック)巡礼路の道が世界遺産でその道中の街の一つ)
ルルド(キリスト教(カトリック)巡礼地)
カンパン(普通の田舎)
アンドラ公国 石の屋根の原点
スペイン バルセロナ(サグラダ・ファミリア→カトリックの上位の教会:世界遺産)
西ヨーロッパの街であればどこでもそうであろうと思うが
カトリックの教会が必ずあった。
日本のお寺や神社と同じくらいあった。
改めて書き起こすとすごいなと感じる。
今回訪れた地のほとんどが宗教上の巡礼地。
日本で言えば、八十八箇所参りの拠点の街や寺
参勤交代の東海道や西海道などの街道の街や寺が
発展したのと同じようなことなのかもしれません。
発展して知名度があがる。
まぁ知名度がある建築物は、いろいろな人の思いが詰まって
必然的に長期に渡って保存する方向になりますよね。
宗教上ではなくとも、クラシックの作曲家の生家なども
知名度があり、木造でも300年でも現存してますね。今回は石づくりも多かった。
新婚旅行の際、ドイツのボンにあるベートーヴェンの生家を
見に行きました。どこもかしこもあるけばギコギコと床鳴りです(笑)
1770年に生まれた際の家であるので、実際に何年に建ったのでしょうか
少なくとも240年は経っている。人が実際に住み、観光スポットとして現存し
日々活躍している。
維持しようという意思と維持出来る素材であれば、
本当に何百年も維持出来る!ということだと思います。
今回のルートの中に世界遺産である「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」が二箇所ありました。
世界でも珍しい「道」の世界遺産
トゥールーズ、コンク一部はこの一部は含まれます。
そして、コンクの建物のあちこちにあった帆立貝のデザイン。
ホタテガイは、巡礼のシンボルとなっているようです。
巡礼者は巡礼の証としてホタテガイをぶら下げて歩く。また、水筒代わりのひょうたんを持つ。
日本の四国八十八ヶ所参りのお遍路さんは全長で1100キロ~1400キロ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は
ピレネー山脈からでも800キロほど。フランスの巡礼者の自宅からするとさらに追加で
だいたいお遍路さんと同じくらいの道程になるのかな。
今でこそイベント化しているお遍路さんも昔は道中でいつ行き倒れてもいいように
死に装束で歩いていたほどの覚悟が必要だったようです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラもおそらく同じでしょう。
信仰に命をかけていた人が関わる歴史の道。
お遍路さんも世界遺産に名乗りはあげているようですので、いつかは
世界遺産に認定なるのかな?
でも巡礼証明書(コンポステラーノ)は徒歩で100キロ自転車で200キロと
結構ハードルが低いと個人的には思った。3日くらいがんばれば巡礼証明書もらえるようだ。
この証明書でいろいろな施設が安く利用出来る、その施設の目印がホタテガイ。
コンクの街は巡礼路として中世に発展した街。高速道路のルートが
まったく別ルートになってしまったためかどうか知らないが
巡礼路はこれ以上の開発が進むこともなくそのまま中世の雰囲気を残したまま
現在に至り、その価値を観光資源にして生活しているようだ。
村の人口90名!無添加住宅の訪問者44名(ガイド含む)
コンクについては別の記事にまとめます→to be continued
↓コンクの街
↓ コンクの街の大聖堂
↓ 植木鉢?も石づくり。そしてホタテガイのマーク。
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↓カルカッソンヌのお城
↓ カルカッソンヌのお城の入り口
↓ カルカッソンヌのお城の中の街!お城の中にレストランや信号機などがあり人も住んでます。
↓
↓ 壁掛けの日時計。カルカッソンヌやほかの村でもたまに見かけました。なんか、、つくれそう。
↓ルルドの泉の源泉。
↓カンパンの村。写真でしかみたことがなかった場所にきて、みんなテンションがあがります。
↓ 快く室内を視察させていただきありがたいばかりです。
↓ アンドラ公国カリーニョ