3.調湿効果がある
多孔質の素材ですので、他の多孔質の素材のもの(炭など)と同じように調湿効果があります。
このメリットでは特に試験も実験も特にありません。なんか当たり前過ぎて、、、という感じです。
4.化学物質の分解性能がある
一般財団法人ボーケン品質評価機構(旧法人名 財団法人日本紡績検査協会)というところで検査をしてもらったデータのグラフです
↓
試験管のなかに化学物質を充満させた中に漆喰やコーラルストーンを入れてみて、
その中の化学物質が減ったという事実のグラフです。
5.静電気を帯びない(ホコリ・ニオイを付けない)
漆喰の主成分が無機質であること。ビニールクロスのように塩ビを含んでいないということ、
さらに多孔質であることも原因の一つであると思います。
その結果として、無添加住宅オリジナル漆喰の壁は静電気を帯びないようです。
これは試験をしたわけではありませんが、実際の過去の施工事例の報告を踏まえると、
そう説明せざると得ないのです。
静電気を帯びないという反対に、クロスや接着剤を使う壁は微妙に静電気を発生していて、ほこりやニオイなどを
壁・天井、もしかするとカーテンにまで付着させてしまい独特のにおいとなるのでしょう。
◎ポスターや壁に掛けている時計の型が付かない。
◎タバコのヤニが付かない。
◎室内で焼き肉した翌日、臭いが残っていない。
◎ペットの臭いが付かない。
◎老人ホームで老人ホーム独特の臭いが無い。
◎歯医者さんで歯医者さん独特の臭いが無い。
◎美容院でパーマ液に臭いがましになった。などなど
絵や時計を壁に掛けていてどけると普通はホコリで型が着いたりするのが普通ですよね。
漆喰塗りはじめの頃は、このような「静電気帯びない」みたいな説明をしていなかったので、
住み始めてから、お住まいになられている方からの報告によって、
「おそらく無機質だから静電気帯びないからホコリやニオイが付かないのだろう」と確信に変わっていったのです。
特にタバコのヤニが付かないという事例では、モデルハウスで工事スタッフが休憩室で使っていた部屋では
1年間スタッフ3人くらいが毎日のようにタバコを吸っていた部屋があったのですが、
その部屋の漆喰の壁にヤニがつかなかったというのです。
いくらなんでもそれって本当だろうか?と秋田社長含め数名で遠方まで確認しに行きましたが、
いうように「壁」にはついていないのです、その変り、その部屋にあったコピー機なの機器類や、
分厚い設備カタログにはついていたのです。
老人ホームを引き渡しさせてもらって数カ月後、業界関係者の方から「普通の老人ホームと違いニオイが無い!」と
かなり好評で専門誌から取材があったりしました。
我々はいつものように、引き渡し、その後訪問していつもの無添加住宅の空間であったので、
特段に何も気にしていないかったのですが、どうも普通は老人ホーム独特の空気というのがあるようで、
今回の施設はそれが無いが凄いことだったようです。
室内でペットを飼われているおうちも普通は独特のペット臭というのがすると思うのですが、
無添加住宅のOB宅訪問で、いつも驚くのがペットの存在がわからないくらい、いつもの無添加住宅と同じなのです。
先日も引き渡し後8年のお宅にお邪魔させていただいた際も猫ちゃん8匹を室内で飼われているおうちも、
まったく感じませんでした。
この手のエピソードは挙げだすとキリがありませんが、なるべくアップするようにまとめていきたいと思います。
↓ 元のリンク