重要文化財 自由学園 明日館 を見学してきました。
設計はフランクロイドライトさんの設計です。
諸事情により低予算で作られたそうですが、これで低予算?と思わずにはおれない出来栄えです。
過去の投稿で2013年9月にアメリカのシカゴの高級住宅地で100年前のフランクロイドライトさん設計のおうちをみてきましたが日本での施行例もいくつかあるんです。意外に最寄りの芦屋のところには行っていません。
フランク・ロイド・ライトさんのプレーリースタイルの家がたくさんあるシカゴに行ってきた!
新春の互礼会が東京であるついでに池袋駅の徒歩数分のところにある「自由学園 明日館」に行ってきました。コーヒーとお菓子でま付いて600円、安い。
重要文化財ですが喫茶店替わりに使えそうです。
重要文化財。無添加住宅も100年後に重要文化財として認定してもらえるように素晴らしいものを生み出したいです。
↑ 正直、写真でみていた印象よりなんか小さい感じと思いました。でもとても堂々とした感じです。
↑ 講堂のほうのたてもの。この張り出しが落水荘を連想させます。
↑ 逆行とか無視です(笑)
↑ 講堂の写真。
↑ 本館のほうの廊下。視線の至るところに窓のオリジナルの格子が視界に入ります。
↑ 廊下と室内の境界。直ですね。
↑破風板のジョイントのカットに手が込んでいます。わざわざこの形にカットしたんですね。
↑ 入口のうちのひとつ。向こうの光が見えますね。気密?そんなのこの時代カンケネーです。
↑ 靴箱。現役からのものなんでしょうね。
↑ この窓の開け方!
↑ 机のジョイント部分。手が込んでいます。
↑ 窓の格子のデザインの列記です ↓
↑ 教室。この斬新さは現代でも通用しますよね。
↑ 窓の隙も直す気もないでしょうし、ゴムやらスポンジやらを詰めたりする気もないのでしょう。
暖炉をだけばいいよねって感じだったのでしょう。
↑ 別の入り口 もちろんデザインが違います。
↑ 傘立て
↑ 傘立ての下の受けの部分のアップ。銅製ですね。これも恐らく新築当初からのもの。なんかしびれます。
↑ 食堂。もちろん暖炉あります。照明、机、椅子、すべて造作で作られています。
↑ 本当は燃やしてほしい。が、現代の家が建てこんだ池袋ではさすがに厳しいのでしょう。オブジェとなっていますね。
↑ 喫茶コーナーの机と椅子。元々の小さい子供たち向けなので 本当におっさんには小さいです。
↑ 私が椅子に座って、ひざがテーブルの上より20センチくらいの高さになります。どれだけ低いが伝わるといいのですが。
↑ 人が減ったのを見計らいパシャリ。
↑ なんとこの椅子とテーブルは販売されています!が、高い!
↑ 喫茶コーナーにも暖炉。
↑ 喫茶コーナーの上にあるギャラリーからみた様子。ここからのビューが一番いいかも。
↑ 道路を渡って向いの講堂の中です。
↑ 講堂もサッシはデザインされています。
↑ 講堂の裏側?の様子
↑ 講堂の表側から撮影した窓のふちの近影。このひび割れのものが当初からのものかどうか気になりますが、おそらくは当初のものかな。
↑ 講堂の表側?からサッシをみると窓台は木のままなんです。裏側は板金でカバーされているのですがこの差がなぜなのか?
↑ 裏にまわってサッシのあたりをみるとなんか白蟻かなんかにやられてるー
重要文化財なので早急な白蟻処理を頼んます。
↑ 銅製の水切り板金で施工したのに合わせて塗装を緑で統一。銅は緑色に変わりますものね。それを見越してまわりの木も緑色に塗装ということか。
↑ 軒もしっかり出ています。
池袋駅から至るところにこの案内板がありました。まず迷いません。
東京に行くついで一度は行ってみてください。