泉房穂さんの話を聞いて考える「全体予算の1~2%を未来に使う」

先日、元・明石市長の泉房穂さんのお話を聞きにいきました。
ミーハーなのでツーショットも撮ってもらいました。

ありがとうございます。

23年前くらいに不動産屋さんに勤務していたころ、泉さんは弁護士になりたてのイソ弁(居候弁護士)されていた時に交流がありました。その後、弁護士として独立されてからは年賀状もいただいていたりしてました。あのころは二人とも髪の毛は黒かったです。

今回、お話を聞いて感じたことを書きます。

個人的な結論
「限られた予算内の数パーセントはいかようにも調整可能。
 長期的な視野のものへ予算を振ることは、結果として喜ばれる」

以下、お話の抜粋

明石市の年間予算2000億円

125億円の子どもへ予算を
297億に増やして

10年連続人口増加

中核都心人口増加率、ナンバー1

・財政赤字
・人口減少
・駅前衰退 の地方3大あるあるを解消

34億で18歳以下の子どもに関連する無償化は実現可能だったらしい。

全体の予算の1~2%のことくらいは、なんとかなる。

例え話にて
親だったら子どもの習い事や塾で月8000円くらいだったら、なんとかするでしょう。行かせてあげる(使うことを先に決める)ても、その後、他の何かをちょっと削るとかなんとかするのが親のやりくりでしょうと語る。
例:年収480万円の2%が月8000円x12カ月=9.6万円

2000億の1.7%が34億で子どもに関連する無償化の予算

役所も同じ、先に税金として預かったお金をその市民の子どもたちのために使う。足らない分も、全体の予算から見たらなんとかなるレベル。
実際に明石市はなんとかしたし、結果も出た。

他の自治体や国も出来るはず。

というようなお話を聞きました。

 

これを住宅建築費に例えたら、、、

2000万円の実行予算のうち、「完成後、あとからは どうにもならない部分」に予算をさくようになればいいなと思います。

壁の中ではなく部屋の中にあるもので、あとから取り換えたり、付け足したり出来るものは後からお金が出来た時にでも出来る。

しかし、壁の中のようなところは、普通は捲ってまで何か工事をすることはまずない。

仮に2000万円の1~2%は20~40万円
壁の中で再度施工が出来ないところにちゃんとした施工をする選択をして、
後からでも付けたしたり出来るものははずして調整する。

出来るかなぁ
いや出来るわな

完成後、見栄えはしないようになるだろうけど、10年後20年後きっとよかったと感謝されるでしょう。

家を維持するランニングコストを考えたら、効き目が無くなることがないホウ酸処理が良策であると感じてもらえるはず。

虫やカビ対策のホウ酸での全構造材処理や、省エネ対策の断熱や気密を強化したとして、

何を削るか? どこを削る? 予算増やす? 考え方変える?


ちなみに明石市では
削ったところの予算の関係者からは最終的に民間工事が増えてきて感謝されているというお話。
書籍にはかなりヤバい目にあっていたと記載してました。よかったよかった。

 

泉さんのツイッター  47.5万人のフロワー https://twitter.com/izumi_akashi

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