家の建て時はいつなのか?
無添加住宅に限らず、「家の建て時」「家を買い時」
建てるのはいつがいいのか?家を買うのはいつがいいのか?
という問いかけをたまに耳にします。
○家族が増えたので、賃貸から自分が所有する家を持ちたい
○子どもが巣立ち、家族が減ったので、自分たちだけの家を持ちたい
○結婚したのでとりあえず家をかまえたい
動機は基本的に人生の節目ですよね。
それぞれの人生の流れの節目で建てればいいのだと思います。
必要に迫れて建てる。基本です。
不動産業界から始まり、19年ほど業界にいますが、
某R社の住宅情報誌やさまざまな雑誌の住宅情報誌はいまが
建て時、買い時と年中語ります。
この年中の建て時というは、政府のさまざまな税の軽減措置が「今は」あるから
「今のうち」に建てたほうがいいよ、買ったほうがいいよという構図です。
所得税のローン控除、贈与税の緩和、細かいところでは印紙の割引、不動産取得税の軽減、固定資産税等の軽減、登録免許税の軽減etc
結局これらは私の知る限り19年なんらかの額で延長されつづけているのが実情です。
しかし、今、私はこれらのことよりももっと気になることがあります。
住宅ローンの金利です。
もしかするとあがるかも?と考えています。
未来のことはもちろんわかりません。
いろいろなところで見聞きしたお話で今よりの住宅ローンの金利が下がるということが考えにくいのが実感です。
今より下がるのが現実的でないならば、「ひたすら現状維持」「反転して金利あがる」という二つの可能性が見えます。
可能性です。繰り返し言いますが未来のことはわかりません。
参考のグラフを私が提示するより、皆さんがご自身でネットで検索して見られるのがいいでしょう。
昭和50年からの住宅金融公庫の毎月の金利表もちゃんとPDFで公開されています。
また、ネットのローンシュミレーションのサービスを使って、4000万円を借りた場合で
金利が0.3%あがった時の総返済額の差、
0.6%では?
1.0%では?
消費税が10%になるよりもはるかにインパクトがあります。
「金利があがる前に建てる」というもの一つの答えだと思います。
それはいつでしょう、節目を迎えた方々の「今」なんだと思います。
「お金を貯めてから」ではなく「貯めるよりも今」
1~2年のお金を貯めているうちに金利があがったら、お金を貯めた分以上に
総返済額が増える可能性があるからです。
「数年後に」と漠然と考えている方なら、出来うる限り早くに決断することを
お勧めしたい。
詳しくは最寄りの代理店へご相談下さい